このツアー最後の、そして最大のイベント「ムア洞窟(Map)」へと向かいます。
バスを降りる頃には豪雨は止み、少し晴れ間がのぞくほどに。
ほんとに今日は天気の移り変わりが目まぐるしい….。
駐車場から飲食店や土産物店の並ぶ道を進み...
途中、再び「崖の上のヤギ」に遭遇します。
依然として何故、そしてどうしてそこにいるのか、ガイドさんから回答はなし。そしてここがイベントのスタート地点になります。
こちら、ムア〝洞窟〟と言いますが、目的は洞窟の見物ではなく、
小高い山の上から眺める眺望。
これから頂上まで500段あると言う石段を登ります。
このために、我々は新宿の百貨店の階段を使って練習を行ってきました。
ただし、そこには大きな違いが.....気温です。
百貨店はクーラーが効いていて涼しいですが、こちらは雨上がりの晴れで
不快指数100%の蒸し暑さ....。
はてさて、頂上まで登りきることが出来るのでしょうか!?
石積の階段は、段差がバラバラで、踏み面はガタガタ。
しかも雨でスリッピー....気をつけて登りましょう!
登り始めて5分。
まだ笑顔が見られる相方さん。
そして10分経過、およそ3分の1を登るころには、笑顔が消え、
かなり息が上がっています。
ここらへんから石段のバラツキと段差が大きくなり、
1段登る度に「よっこらしょ、よっこらしょ」....かなりしんどくなってきました。
登り始めて15分。3分の2くらいの地点に展望デッキが。
ふぅぅぅーーーーーーー、しばし、休憩です......。
強烈な日差しも相まって、かなり苦しい......。
ここからの景色も十分綺麗だし.....どうする?
頂上まで頑張る??
見上げる頂上は.....すぐ......そこ?
休んだことで息も少し整い...よしっ! 行くぜぇ!!
登り始めて20分ちょい。
頂上に到着です!!!
高所が極端に苦手なので、企画段階で相方さんから
「これ、絶対登れないよ。」って言われましたが、無事登頂できました!
で、とっくに登頂していた日本人の若手グループはもう下山ですって。
そして右下から上へ見える道は、バスを降りてから歩いてきた道。
500段あるらしいけど、段差がデカいから、すごく高く感じます。
反対側の眺めは川と田園風景、それに不思議な形の山並み。
のはずが、豪雨の影響で水田が水浸し.....。角度が急すぎて、1段1段慎重に下りるんだけど、
場所によっては壁に手をついてじゃないと下りられないほど。
モモがぷるぷる震えます...。
途中の展望デッキで休んでいると、どこかから大阪弁が。
「あともう少しやで、がんばりや!」って、おばさんが。
すると体格の「良い」お姉さんが、
「もうアカン、登られへん!!」って。
確かにその体格でよくここまで来たものです。
「あともう少しだからがんばって!」って声をかけると、
「ほんまに?ほな、がんばるわぁ!!」って。
ほんとは最後が一番急でツライんだけど、がんばってね!
下り始めて10分。
ようやく半分、もう1つある低い頂上への分岐点まで下りてきます。
そして、あと少しで下り切るってところに来て、まさかの土砂降り!
汗だくなので着ることはできず、持っていた雨カッパを傘代わりに、急ぎ気味で下ります。下りきったところにはガイドさんと外国人ツアー参加者が休憩していて、
我々も休憩&雨宿。
ガイドさんが「洞窟はあっちですよ!」って。
いや、無理です....。
洞窟の様子はこちらのブログをどうぞ。
売店で冷たい水をゲット。救われます。
汗と雨で服はビチョビチョ....。
15:30に上りはじめ、16:20に下山。
休憩も含めて50分かかりました。
たった50分なのに、ものすごい疲労感...。
日頃の運動不足が祟ります。
息が整い、雨もやんだので、バスに戻りましょう。
途中のバーで他の日本人チームと合流。
1人は登頂を棄権し、ここでビールを飲んでいたんだって。
あとの20代前半と後半の2組は早々に上り終えて休憩してたんだって。
ボクだってあと30年若ければ、そのくらいのスピードで行ってこられるわ!
っと心の中で叫ぶのでした。
頂上から見えていたハス畑。
みなさん、スタスタとバスに向かいますが、
ジジィとババァはそんなに早く歩けませんよ....。
0 件のコメント:
コメントを投稿