室堂平を散策していると、いたる所から見える茶色い印象的な建物が室堂山荘。
8月に入ってコロナ陽性者が出たため営業を休止したことをニュースで知りました。
室堂山荘の脇を奥に進むと木造の古い小屋が現れます。
こちらが立山信仰の拠点、室堂発祥の地である「室堂小屋」です。2棟建っていて、古い方が建てられたのは今から300年も昔の1726年。
江戸時代中期で「暴れん坊将軍」で有名な8代将軍 徳川吉宗の時代です。
これにて室堂平の見学ポイントは終了。
1980年代まで宿泊施設として利用されていましたが、文化財の指定にともない、
上記の室堂山荘が新たに建てられ、室堂小屋は保存されることになったのだそう。
山小屋として利用されていた日本最古の建物で、実は基礎部分を調査すると江戸時代よりさらに古く、鎌倉時代のものと判明しているのだとか。
もっともっと古くからここには建物があったってこと。
「室堂」っていまでは地名になっていますけど、「室」は宿泊所、「堂」は宗教的な建物を意味していて、この小屋が「室堂」の名前の由来なんですな。
ここに来てさっきまで見えていた青空が消えて無くなり、曇天に。
立山も雲に隠れてしまいます。
ターミナル(地図の1)に戻ります。
ペットボトルに汲んで、いただきます。
キンキンに冷えていて、美味い!今日は天候に恵まれたため、小学生や中学生、高校生の団体が多く、
すれ違う時には用心のためマスクを着用。
宿泊したホテルのある天狗平方向は完全に雲の中。
結局この後も晴れることは無く、休憩を後回しにして正解!本当に少ないチャンスを掴み取った感じ、ね。
室堂ターミナルに戻ると有名な湧き水が。
泊まったホテルでも水道は湧き水で飲用可。
お風呂も湧き水を沸かしたものでした。
が、その水を飲んでいたためなのか、お腹がゆるめ。
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