宮殿 長和殿の先へ進むと見えてくるのが「正門鉄橋」
通称「二重橋」です。昔、土台となる丸太の上に重ねて作られた木造の橋の構造から二重橋と呼ばれていました。
皇居の外からはこの「正門鉄橋」と、もう1つ「正門石橋」が二重になって見えることから二重橋だと思われていたり、手前の「正門石橋」の橋脚が2つのアーチを作っていることから二重橋だと言われますが、それらは不正解。
皇居外からの景色はこちら。
二重橋=「正門鉄橋」から見るもう1つ「正門石橋」=通称めがね橋。
反対側には「伏見櫓(ふしみやぐら)」が。
京都の伏見城の櫓を移築したと言われているが、真偽は不明とのこと。手前に写るすずらんを模した飾電燈もかわいい。
ツアーはここでUターン。宮殿東庭へと戻ります。
宮殿 長和殿の近くまで寄ることができ、「美の壺 皇居スペシャル」で見た宮殿の南庭にある「大刈り込み」も塀越しですが見ることができます。
そして天皇陛下が国賓などを出迎える「南車寄せ」
ニュースでよく見かけるところですな。
で、一般参賀でお出ましになる長和殿の真ん中。
今はブラインドが下がっていますが、一般参賀の時はこれが開いて、この場所にガラスのボックスが設置されるのだそう。絶対に最前列のど真ん中なんかになれないだろうから、貴重な眺めです。
こちらは長和殿の右端にある「松の塔」
こちらは国民からの寄付で建てられた照明灯なんですって。宮殿の東側をくるっと回って、「山下通り」へ。
写真左手が小高い丘になっていることから、その名がついたとか。春夏秋冬、美しい自然が見られるんですって。
こちらが乾通り沿いの蓮池濠。
右手が本丸の石垣です。来たときと同じ富士見櫓の脇を通って、桔梗門へ。
これにて距離2.2km、約1時間の皇居参観が終了となります。
皇居 参観案内