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2014年9月30日火曜日

[備忘録]福岡&長崎 2014年9月 その7

13時少し前。
軍艦島ツアーの船を下り、長崎中華街へ。

前日のランチに続いて、2日連続のちゃんぽんをいただきます。

だって、美味しいんだもの....。

昨日は長崎ちゃんぽん発祥の店「四海樓」でいただき、
今日は中華街で評判の「江山楼 本店」でいただきます。

ちゃんぽんには特上(1,500円)、上(1,000円)、並(800円)の3種類があって、
特上にはフカヒレが乗っかるみたい。

真ん中とって上ちゃんぽんを。
これまた......うま〜〜〜い!!!

ムムム....ちゃんぽん....あなどれません。


食後はてくてく歩いて「出島」へ。

周りが埋め立てられちゃったので、まったく「出島」ではなくなってますが、
元々の場所を発掘、復元し、当時の様子を再現しています。

背景に “現代” が居るので台無しですが、そこそこ雰囲気は味わえます。



時刻は15時。
これにて長崎1泊1人旅はお終い。

特急かもめで博多に戻り、福岡空港で相方さんと合流。
帰路につきました。


おしまい、おしまい。

[備忘録]福岡&長崎 2014年9月 その6

2014年9月30日(火)

長崎2日目。

今日は午前中にこの旅のメインイベント「軍艦島ツアー」に参加するべく、
チェックアウト後は路面電車で集合場所近くのガストで朝食を。

残念ながら天候は小雨。

集合時間の10時少し前に指定された桟橋へ。

今回お世話になるツアー会社は「シーマン商会」さん。

天候次第では上陸できないことも多々あるという軍艦島。
はたして無事に上陸できるのでしょうか.....。

乗客は悪天候で平日だけれど定員の半分は埋まっている感じ。


10時半。
定時に出航します。
造船所や丘陵地を埋めるように建つ住宅の景色を眺めつつ、長崎湾を進みます。

湾をから外洋へ出ると一気に速度を上げ、出航から40分後、
軍艦島がその姿を現します。

いきなり上陸するのではなく、しばらく島の周りをグルグルと。
島影はまさに「軍艦」そのもの。

この頃には雨も止み、薄日が差すほどに天候回復!
そしてようやく接岸&上陸へ!

軍艦島の詳細についてはシーマン商会のホームページをご覧ください。


上陸と言っても、見て回れるのは島の5分の1ほど。
南側のごく一部の見学通路からしか見ることはできません。

それでも時空に取り残されたような景観は異様そのもの。

最盛期には5,000人を超える人々が高給をもらい、最先端の住宅で生活していたなんて...
まさに盛者必衰の理をあらわしています。

われわれ以外にも複数のツアーが上陸していて、それぞれにガイドさんが説明しているので島内は結構にぎやか。

1時間ほどの滞在を終え、船で長崎港へ戻ります。

13時。
およそ2時間半のツアーを終え、「軍艦島上陸 記念証」と
黒いダイヤと言われていた「石炭」をいただいて、下船となります。


つづく。

2014年9月29日月曜日

[備忘録]福岡&長崎 2014年9月 その5

本日の宿は長崎の繁華街「思案橋」からほど近い「ビクトリア・イン長崎」。
内装も調度品もヨーロピア〜ンな感じ。

チェックインを済ませ、軽くシャワーを浴びてから夜の街へ。


ホテルからアーケードの商店街を通り、のんびり歩いて10分ほど。
眼鏡橋」に到着です。
日本三大名橋に数えられる現存最古のアーチ型石橋の1つで重文。
人気の観光スポットと思いきや、観光客はゼロ...。しんみりしてます。 

平日の夜なんてこんなもんかしら。


商店街を戻って思案橋の繁華街へ。


唐揚げで有名な「江戸善」(現在 閉店)には路地一杯に数十人の長蛇の列。

その先にお目当ての「宝雲亭 本店」(現在 移転)が。
こちらも人気店ですが行列はなく、お一人様、カウンター席の隅っこに通されます。

餃子1人前10個 420円と生ビールを!
小粒でパリッパリ....美味いっ!
人生史上、5本の指の入るかも...。

ペロッといただき、まだ食べられそうですが、退散。


ホテルに戻ってひとり晩酌しつつ、就寝となりました。


つづく。

[備忘録]福岡&長崎 2014年9月 その4

グラバー園は長崎市の特徴でもある、そこそこ傾斜のついた丘陵地にあり、
園内の移動には2カ所の「動く歩道」が設けられている。

本来はその動く歩道を使って最頂部から見ていき、最後に最低部の入口に戻って来る。
っというのがルートマップの順路なのですが、
ぼくは最頂部にある出入口から出たいので、ルートマップとは逆の順路で。

園の一番低い位置にあるのが、一番有名な「グラバー邸」。

坂本龍馬が隠れたという屋根裏部屋。
んが、しかし。
この情報はまったくのデタラメなんですって。

なぜなら、この屋根裏部屋。作られたのが明治中期以降なので、時代が合いません...。

まぁ、龍馬や幕末の志士がグラバーさんと合っていたのは事実みたいですけど。


高台なので見晴らし良し。


続いてウォーカー邸、リンガー邸、旧長崎地方裁判所長官舎などなどを見ていき...
最頂部に建つ旧三菱第2ドックハウスへ。

ここのベランダからの眺めは Nice View!

グラバー園の第2ゲートから退園し、さらに丘を登っていきます。

案内板の指し示す道は、こんな細道.....ほんとにここを通っていくのかしら....。

登るにつれ、さらに急な坂道に....。

住宅街が終わり...

果てしなく続く階段を登ると.....

グラバー園を出てから20分。
軽い登山の末にたどり着いたのは「鍋冠山展望台(なべかんむりやま)

からの眺めがこちら!

夜景まで待とうかと思ったものの、街灯のない帰り道に不安を覚えたので
暗くなる前に退散です。
世界新三大夜景」は次回におあずけ。

つづく。

[備忘録]福岡&長崎 2014年9月 その3

平和公園から路面電車を乗り継いで大浦天主堂駅で下車。

向かった先はちゃんぽん発祥の店と言われる「四海樓」。
なんだか宮殿みたいな建物で、ちゃんぽんミュージアムやお土産ショップが併設されていて、最上階に展望レストランがあります。

14時近いけど店内は満席。
しばらく待って席に通されます。

で、オーダーしたのは生ビールとちゃんぽん。
複雑な魚介のスープ、ちょーおいしぃーーー!

チェーン店のちゃんぽんとは別モノですなぁ.....。


食後は長崎市内の観光名所を巡ります。

土産物店が建ち並ぶグラバー通りをのぼっていくと...

階段の上に建つのが「大浦天主堂」。
現存する日本最古のキリスト教建築物で、国宝と世界遺産に指定されています。

内部は撮影禁止ですが、ゴシック様式にステンドグラスが美しく、
荘厳な雰囲気を醸し出しています。


大浦天主堂の脇には「グラバー園」のエントランスが。
かなり勾配のきつい丘の上にあるようで、エスカレーターを乗り継いで園内へ。

ルートマップの指示通り「動く歩道」でさらに上へ行きますが、ボクは入ってきた所に戻ってくるのではなく、一番上にある第2ゲートから出る予定なので、ルートマップの順路とは逆に見てまわることに。


つづく。


[備忘録]福岡&長崎 2014年9月 その2

2日目はまったり、ゆったり、博多を満喫し、翌3日目。

相方さんは仕事で熊本に行くので、その間を利用して長崎1人旅へ。
初 長崎です。


ホテルをチェックアウトして地下鉄で博多駅に行き、
相方さんは九州新幹線で熊本へ(ちょっと羨ましい...)。
私は特急かもめで長崎へ。

車窓から諫早のギロチンを眺めつつ、約2時間で長崎着。

まずは駅から歩いて坂を上ります。
途中に現れるガウディっぽい建物は「聖フィリッポ西坂教会」。

さらにその先にモザイクに飾られた建物は「日本二十六聖人記念館」。
どちらも設計は今井兼次さん。
いち早く日本にガウディを紹介した方なんだとか。


駅に戻って、人生初の路面電車で向かう先は....
平和公園。

彫刻家・北村西望さん作の平和祈念像に手を合わせ、次へ。


平和公園の少し南にあるのが爆心地。
広場に入った途端、なにか胸が締め付けられる感覚に襲われ、
得も言われぬ感情が.......。

仕事で広島へ行ったことはあるけど、原爆ドームは車窓から見ただけなので、
被爆地を訪れるのは今回が初。

日本人たるもの広島と長崎へ1度は訪れないと、ですね。

広場の片隅には移設された「旧・浦上天主堂」の遺壁が。
この爆心地から500mの所にあったのだそう。

静かにその惨状を物語っています。


つづく。

2014年9月27日土曜日

[備忘録]福岡&長崎 2014年9月 その1

相方さんの両親が福岡に移ったこともあり、福岡に行くことが度々ある。

いつも短期なもので、ブログに記すまでもないと思っていたのだけど、
数年が経って「あそこに行ったのは何年の帰省だっけか?」ってことが多発。

思い出すのも一苦労....。
なので備忘録を兼ねてブログに記すことに。


今回は2014年9月、相方さんの祖母が白寿(99歳)を迎え、
お祝いに伺った時の模様です。


☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 


9月27日(土)早朝。
品川から京急で羽田空港へ。
(当時はまだバスタ新宿やら首都高中央環状線やらができてないので、めんどくさかった..)

福岡到着後は空港近くの「牧のうどん」で肉うどんをいただき...

ホテルにチェックイン後、お世話になっているセンパイと合流して実家へ。

夕食は今は無き「たか松」。
博多の海の幸がふんだんに乗った、豪勢な舟盛りをいただきます。
この舟、実家所有のもので、船大工が作った逸品なのだとか。


翌28日(日)は両親、センパイとは別に博多名物のもつ鍋を食べに。
万十屋」さんは、いまでこそ博多中(日本中?)に多数あるもつ鍋屋の発祥の店。

むかーしむかし、この建物を設計した事務所に勤めていたこともあり、
新築時にご馳走になって以来、なんと20年ぶりの再訪です。
他店とは一線を画す、孤高の味わいは健在でした。


バスで実家に戻り、東京へ戻るセンパイを空港まで見送り、
2日目の晩餐は実家にて。


つづく。