北に向かって1本道を5〜6分。
あっという間に達谷窟(たっこくのいわや)毘沙門堂に到着です。
拝観料400円を払って鳥居をくぐると....
んでもって、さらに鳥居。
で、その先に望む崖にへばりつくように建つのが
達谷窟 毘沙門堂でございます。
「崖にへばりつく」というより「崖の窪みにねじりこむ」って感じかしら?
キッチリ、窪みの形状に合わせて作り込んでおります。
お堂に入ってお参りします。
んが、鳥居を3つもくぐって来たもんだから、おもわず二礼二拍手一礼。
あれ? ここお寺だよね??? 毘沙門天を祀ってるし。
調べてみたら、お寺に鳥居があることを「神仏習合」というのだとか。
日本土着の神道と仏教が融合しちゃった現象で、
明治維新の時に神道と仏教を明確に区別する「神仏分離」が行われるまでは
普通にあったことなのだそう。
では改めて達谷窟(たっこくのいわや)毘沙門堂について。
創建は801年。
征夷大将軍だった坂上田村麻呂が、この窟(いわや)に巣くう「悪路王」を討伐した祈念に建てられました。
悪路王ってのは陸奥国の伝説上の人物で、暴虐の限りを尽くす悪党のこと。
778年創建された京都の清水寺の舞台をモデルにしているんですって。
お堂の横の壁面には磨崖仏(まがいぶつ)が彫られています。
0 件のコメント:
コメントを投稿