高野山真言宗の別格本山「南蔵院」があります。
寺横の駐車場は満車だったので、数10m戻って駅横の広い駐車場に停め、
歩いて南蔵院に向かいます。
こちらのお寺、普通に檀家さんがいる真言宗のお寺なので、
団体は事前に予約が必要になります。
また、参拝に当たっては露出の多い不適当な服装での参拝はNG。
Tシャツ、膝上の短パン、サンダルの格好はギリギリOKです。
そんな普通のお寺に何故来たのかというと、世界一と言われるあるモノがあるから。
本堂の脇を抜け、細い参道を進んだその先にあるのが.....
お釈迦様が横になっている「涅槃像」。
全長41m、高さ11m、重さ300t。
ブロンズ製の涅槃像では世界で最も大きいのだとか。
涅槃像と言えばタイのワット・ポーが有名。
そのためか、十数人いる観光客は恐らく皆さんタイ人。
若い頃、何度もタイに行きましたが、ワット・ポーには1度も訪れたことがなく、
今回始めて涅槃像とご対面になります。
また、500円の祈願供養料を払うと涅槃像の内部に入ることができます。
内部はもちろん撮影禁止。
「仏像の内部」ってどんなもんかと思いきや、普通のお寺な感じの建物内部で、
長い通路には30cm各の石板が一直線に88枚敷かれ、
1つずつ踏みしめることで、四国霊場88ヶ所を巡るのと同じ御利益があるのだとか。
通路の途中に階段があり、上がると祭壇になっていて、
ガラス越しにお釈迦様、阿難様、目連様の遺骨が収められた三尊仏舎利を拝むことができます。
南蔵院がミャンマーやネパールなどの東南アジアに寄付を送り続けていたことへの返礼で
仏舎利が贈呈されたのだそう。
出口は足側。
タイ人の皆さんが撮影ポイントからなかなかどいてもらえないんで、苦労します...。足の裏の文様は世界観を表しているのだとか。
住職が宝くじで高額当選を連発しているとかで、宝くじファンにも人気なんだとか。
宝くじなんか買わないから知らんけどな。
ホームページや立て看板に「観光地ではない!」ってギャーギャー騒いでいる割に、
観光客向けなポイントがいくつもあって、少しゲンナリ。
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