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2023年8月5日土曜日

宗像大社 辺津宮 その3 神宝館

高宮祭場から本殿にもどり、向かって左側へ。

本殿を横から見ると、こんな感じ。
真っ青な空と朱色のコントラストが美しい。


左側を更に奥へ進むと見えてくるのが「神宝館」。

宗像・沖ノ島の20数箇所の祭祀遺跡から発掘された「国宝」=「お宝」が収蔵されていて、その数およそ8万点に及ぶ一括遺物。
国宝としては、数的に日本一ですって。

たまーに漂着しちゃう人がいたかもしれませんが、
神々の時代から基本的に一般人は入島を許されないまま今日まで続いているわけだから、
当時のものが残っていても不思議ではありません。


では中へ。


ぷっひょ〜〜!!!
クーラーが効きまくっていて、まさに極楽浄土。
40度近い酷暑の中、1時間近く境内を散策していたので、生き返るのに少々時間が。

そこは気を利かせてくれているのか、入るとすぐに宗像大社の歴史や文化などを紹介する映像を座って見られるコーナーがあり、火照りが収まるまで鑑賞します。


なんとなんと、この館、館内撮影OKでございます!
まったくもって太っ腹!

とは言え、とても暗いので、きれいに撮るのは難儀です。
5〜6世紀ころの純金製の指輪
純金を作る技術も、こんな細かな細工をする技術も既にあったんですねぇ。


教科書で良く見る「」がズラーっと。
(鏡と入力して検索するとたくさん出てきます)

こちらは「金銅製香炉状品
アジアンというよりアラビアンな雰囲気も。

5〜7世紀ころの「カットグラス碗片
イラン北部から同じようなモノが出土しているらしく、ササン朝ペルシアから伝来したササン・グラスとみられているのだそう。

シルクロードってヤツですな。


あれも「国宝」、これも「国宝」......「国宝」だらけでございます。


詳しくは宗像・沖ノ島と関連遺産群をデータベース化した
デジタル・アーカイブがとても良くできているので、そちらをご覧ください。


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