絶品海鮮丼を満喫した後は、初日に大変お世話になった
平泉レストハウスでお土産を物色することに。
ところが、午前中の毛越寺でも会った修学旅行生でごった返した店内。
落ち着くまでしばし待ちです。
まさに台風一過。
落ち着きを取り戻したところで、じっくりお土産を見てまわります。
みやげを買う機会はここか一ノ関の駅なので、
ここ以外では見かけなかった「割りしみチョコせんべい」の小分け版を
地域共通クーポンを使って、大量ゲット!
これ、良い具合にあまじょっぱくって、ゴマも芳ばしく
とっても美味しいんです!
で、さっき大夫黒を探してウロウロした平泉文化遺産センターに戻り
奥州藤原氏を始め、平泉の文化と歴史についての展示をのんびり見てまわります。
ここで職員の女性に、かねてから疑問に思っていたことを聞いてみます。
平泉に着いてからずーっと、土産物屋や飲食店、そして秀衡塗にと
あらゆるところで、しょっちゅう見かける菱形が4つ組み合わさった
模様を見かけるんです。
この菱形の模様、奥州藤原氏の家紋なのか、なんなのか.....。
残念ながら職員の女性も模様は知っているものの、その意味はわからず。
ところが小1時間後、展示を見終わって出てきたところでこの女性に声を掛けられ、
模様について簡単に調べた結果を教えていただきました。
この模様、「有職菱紋(ゆうそくひしもん)」の一種なのだそう。
有職菱紋。つまり「職」のある位の高い人が使う模様で、
奥州藤原氏や平泉に限ったことではなく、広く日本全国で見られるのだとか。
なぜ平泉や秀衡塗で重用されているのかについては、
鎌倉幕府に滅ぼされてしまったが故、ちゃんとした文献が残っていないので不明。
なんにせよ、わざわざ調べてくださって、ありがとうございました。
平泉文化遺産センターは入館無料にもかかわらず、しっかりした見ごたえのある展示で、
平泉に行った折には、是非!
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