気仙沼の隣、県はまたいで宮城県から岩手県へ。
クルマで25分ほど走ったところに陸前高田の町があります。
南三陸もそうですが、ここ陸前高田もあの震災がなければ
名前すら知らなかったかもしれません。
被害の大きさから、連日のように報道され
「奇跡の一本松」は復興のシンボルとして有名になりました。
YouTubeから
ここに昨年、内藤 廣さんの設計した「高田松原津波復興祈念公園」がオープンしたので
行ってみることに。
エントランスから防潮堤を望む景色は、1枚の美しい絵画のよう。
エントランスを挟んで片方は道の駅、もう片方は東日本大震災津波伝承館となっています。
まずは真っ直ぐ進んで公園へ。
建物から海へ伸びる路は「祈りの軸」と呼ばれ、
途中の「献花の場」には花が手向けられています。
先に進んで防潮堤の階段を上ったところには「海を望む場」が。
なかなかステキな建築ですな。海側では「高田松原」の再生が進んでいます。
ただ、やはり12.5メートルの高さの防潮堤で、
美しい海辺の景観を手放してしまったことは、たいへん残念に思います。
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