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2022年7月28日木曜日

ライチョウ? 雷鳥!? らいちょー!!

帰りのバスまで残り時間は、最大で1時間20分。


辺り一面に咲き誇る高山植物も見られたし、
山脈が写り込んだ美しいみくりが池も見た。
そして、なにより運良く晴れた立山連峰の雄姿も見られた。


けど、もう1つの願いがまだ叶っていません。

そう、雷鳥さん!

よーく目を凝らして探していたんですけど、
まだ会えていません....。


相方さんの熱望もあり、最後にもう1度探しに行くことに。

ただし時間に限りがあるので、そんなに遠くへは行けません。


ターミナルに掲げられていた雷鳥さんとヒナの写真。
ほぼ岩じゃん....。
広大な草原に岩はゴロゴロ。

こんなの本当に見つけられるのぉ??


再び屋上から外へ。
で、室堂平の景色を見てピンっ!と来たんです。

きっと見られるなら「あそこ」だ!!って。

それは朝イチで歩いてきた天狗平からのトレッキングコースの終着点付近。

そこには「ここから先は登山装備でないと歩けません」みたいな看板があり、
普通のお客さんは絶対に入っては行かない。

みくりが池の周遊歩道は人がたくさんいるので、野生の鳥がヒナをつれて居るとは思えない。



よーし!
集中して探すぞー!!!



って探し始めてすぐに相方さんが、
「きゃぁぁーー!! いた、いた、いたぁっ!!!!」
って。

えぇぇーー、ほんとぉ?? ちょっと早すぎない??

どこよ、どこ??

その時に相方さんが撮影した写真がこちら。
ただの野原の写真じゃん....?
興奮して得意の「指入り写真」ですが、その指が写り込んでいる左下のところに.....。

いたぁ!
ちっちゃいのがちょこまか歩いてる!!!
ヒナだぁ!!

咲き誇るチングルマの中に!!
おおぉぉぉぉーーーー!!!!

チョコチョコチョコ...って!

さらに、ヒナの向かう先には親鳥が!
草むらからムクッと首をもたげます。

雷鳥さん、いるぅーーー!!

岩に登って姿を見せてくれました。
その周りを2〜3羽のヒナがちょこまかちょこまか。


いやぁー、こんなにすぐに夢が叶うとは.....。

あの「会えるのはこっちだ!」って思った直感は、「神の使い」と言われる雷鳥さんが
出会いを熱望する我々を呼んでくれたのかも。


あまりの興奮に近くにいる人々にも
「雷鳥さん、あそこに居ますよ!!」って。

みなさん喜んでおりました。

よかった、よかった。



雷鳥さんとの出会いには後日談が。
帰りの道中、室堂平の積雪期利用ルールマップなるものを発見。

そこには我々が目撃したエリアが「ライチョウ保護区域」と記されておりました。
なるほどね。



さ、これで思い残すことは無いですね?

そろそろ室堂とお別れですよ。

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