諏訪大社四社の最後は「春宮」へ。
旧甲州街道の終点からおよそ1km、5分かからずに到着です。
「春宮」の駐車場は四社の中で一番新しく綺麗なんですが、
神社前の住宅街に無理矢理作った感じで、少々いびつ。
車を駐めて大門通りに出ると通りを塞ぐように「下馬橋(げばばし)」が。
「下馬橋」は諏訪大社 下社で一番古い建物で、
「春宮」を参拝する人は、どんなに身分が高くても、
ここで馬や籠を降りなければならないので、その名が付いたとされます。
年2回の祭の際には、神輿がこの橋を通るのだそう。
結構狭いけど、御神輿通れるのかしら?そして通りの突き当たりに「春宮」の鳥居が。
こちらは二之鳥居で、一之鳥居はここから大門通りを南に700mほど、
中山道との交差点にあります。
一礼して境内へ。緩やかな坂の上、木漏れ日の中に「神楽殿」。
「秋宮」よりも小振りなしめ縄が供えられています。
「秋宮」と同じく、神楽殿をグルッと回ると幣拝殿が現れます。
この下社の「春宮」と「秋宮」はディテールは異なりますが、クローンの様にソックリ。
その理由は図面が同じってこと。
それぞれ2つの異なる流派の宮大工が同じ図面を使って造営を行い、
彫刻の技が競われたのだそう。
「春宮」は「秋宮」よりも工期が1年早く、建設費を半額で済ませたため、
「秋宮」の様な煌びやかさはありませんが、質実剛健な印象を受けます。
他の御柱より荒々しい感じの二之御柱。
幣拝殿の隙間からは新旧2つの「宝殿」がチラッと見えます。
さらにその奥に見える木が「春宮」の御神木「杉の木」なのかしら...?
なのですが、「春宮」近所にもう1つ、人気のスポットがあるので
行ってみましょう!
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