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2022年7月30日土曜日

万治の石仏

諏訪大社 下社 春宮の西側には、昨日散策した「八島ヶ原湿原」を源流のひとつとする
砥川(とがわ)が流れています。

川岸に出ると、どこからか笛の音が。

朱色の橋を中州へ渡ると...

男性がひとり、横笛の練習をされています。
BGMとしてはバツグン。
とても神聖な場所に足を踏み入れた様。


笛の音に導かれる様に川沿いの小道を進むと看板が。

その先に鎮座するのが岡本太郎さんが大絶賛したという「万治の石仏」です!

看板には石仏の伝説と参拝方法が。

「万治の石仏と伝説
伝説によると諏訪大社下社(春宮)に石の大鳥居を造る時この石を材料にしようとノミを入れたところ傷口から血が流れ出したので石工達は恐れを成し仕事を辞めた。(ノミの跡は現在でも残っている)その夜、石工の夢枕に上原山(茅野市)に良い石材があると告げられ果たしてそこに良材を見つける事ができ、鳥居は完成したというのである。石工達は、この石に阿弥陀如来を祀って記念とした。尚、この地籍はこの石仏にちなんで古くから下諏訪町字石仏となっている。」


「万治の石仏」お参りの仕方
1.正面で一礼し、手を合わせて「よろずおさまりますように」と心で念じる。
2.石仏の周りを願い事を心で唱えながら時計回りに三周する。
3.正面に戻り「よろずおさめました」と唱えてから一礼する。

では、われわれも。

正面から、

時計回りに、

くるくるくるっと、
三周して正面で一礼。

次から次へと参拝者がやってきては、言われた通りにくるくるくる...。
奇妙な光景でございます。

ジブリのアニメに出てきそうな風貌は、
岡本太郎さんが絶賛するのもわかる気がします。



川沿いを引き返した先には「おんばしら館よいさ」なる施設が。
訪れてみるも人影が無く、やっているのか、いないのか。

傍らに御柱の原寸大と思われる丸太が置いてあるので、
またがったところをパシャリ。
ご満悦のご様子で何より。


時刻は15時半。

これにて夏休み全てのイベントが終了となります。

さっ、おうちに帰りましょ。

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