門が続きます。
奥に控える拝殿・本殿への表門ですが、他の唐門と同じく身分の相当高い人しか使うことはできません。
陽明門ほどの煌びやかさはありませんが、見どころは満載です。
まずは屋根。
センター正面を見据えているのが「恙(つつが)」。
夜を守る霊獣で、門に留まるよう金輪で繋がれています。左右には「龍」。
昼を守り、同じく逃げられないようヒレを切られています。そして白く美しい彫刻「舜帝朝見の儀」。
貝殻をすりつぶして作られた胡粉(ごふん)で白く塗られていて、
27人の人物が並ぶ彫刻は古代中国の伝説上の皇帝・舜帝に謁見する様子が描かれています。
そして門両側の柱には「昇り龍」(右側)と「降り龍」(左側)。
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