境内の案内図はこちら↓
修復中の西大門を出て数段の階段を降りると正面に「若宮神社」があります。
向かって右側が上ってきた夫婦石のある階段ですが、帰りは左の細い階段を下りていきます。
そして細い通路の先にひっそりと「宇佐神宮 下宮」があります。
本殿と同じく「八幡大神」「比売大神」「神功皇后」 が祀られていて、
古くは本殿(上宮)は「国家の神」として身分の高い人のみが参拝でき、
この下宮は「民衆の神」として誰でも参拝できる場所とされたのだそう。
宇佐神宮周辺の人からは「下宮参らにゃ片参り」と親しまれているんですって。
下宮を過ぎると表参道に戻りますが、八坂神社のある角を曲がり奥へ。
古来「八幡大神」を崇め奉っていた宇佐神宮。
途中から仏教が大陸から伝来し、新しい宗教として広まっていきます。
奈良の都では仏教が一大ムーブメントとなり大仏建立の機運が高まります。
そこで宇佐神宮は大仏建立の援助を申し出て、
これにより朝廷より鎮護国家・仏教守護として「八幡大菩薩」の称号が送られ、
「八幡大神」=「八幡大菩薩」となり神仏が合体、同居することとなります。
そして全国に広まった仏寺に、鎮守の神として八幡神が勧請(かんじょう)され、
八幡信仰(八幡宮)が全国に広まるきっかけとなったのだそう。
弥勒寺跡を更に先へ進むと立派な「呉橋」が。
かつての弥勒寺・仁王門へと続く橋で、10年に一度の勅使祭のときだけ使われるのだそう。「神橋」の1つ手前の橋を渡って、商店の立ち並ぶ仲見世へ。
11時過ぎなのでランチには少し早いですが、
ここで名物のねぎ焼きをいただきましょう。
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