と言っても、午前中に買ったHop On Hop Off Busの4時間券は期限を越え、
もうバスに乗ることはできません。
次に訪れたいのは「Temple Of Literature(Map)」。「文廟」と呼ばれる史跡です。
歩きましょ。
ルートはハノイ駅(Map)をかすめるので、相方さんのリクエストでちょっと寄り道。
何故か相方さんは鉄道が好き?
怒られるのかと思ったら、「見たかったらプラットホームに出ても良いわよ」って。
いいえ、ここまでで結構です。
元ルートに戻って。
線路は南北に伸びていますが、特に遮断器もなく、普通に道路を横切っています。
この先に、電車が店先すれすれを通る、ハノイの人気観光スポット「トレイン・ストリート(Map)」が。さっき見た時刻表通りに電車が運行されていれば、見ることは出来るんだろうけど.....。
途中、通り雨が降ったり止んだり、日が差したり.....忙しい空模様です。
寄り道しつつ、歩くこと40分。
文廟に到着。
こちら「文廟(ぶんびょう)」は儒教の祖である「孔子」を祀っていて、
ベトナムで初めて高等教育を行う学府=大学があった場所になります。
門の左側のチケット売り場で入場料1人70,000ドン=448円を支払い、
QRコード付きのチケットを受け取り、廟内へ。
ここで再び、ちょっと強めの雨が降り始め、慌てて身繕いを。
こちら「進士題名碑」と言って、この大学出身で、科挙(中国の官僚登用制度を模したもの)に合格した人々の名前と出身地が刻まれているんですって。
花やお供え物もたくさん。
ベトナム人の学生らしき若者が熱心に参拝しています。
進士題名碑は世界記憶遺産に登録されております。
さらに先へ。
門をくぐると、大きな香炉が置かれた広場が。
正面に見える建物が孔子廟です。
広場を囲う建物には様々な資料が展示され、当時の学びの様子が伺えます。
そして孔子廟の拝殿へ。
奇怪なフルーツ(?)が供えられ....
ベトナム人の学生らしき若者が熱心に参拝しています。
学問の神様的な存在なのでしょうね。
孔子廟の裏手には当時の勉強机(?)のレプリカが。
んん〜〜〜、こんな狭苦しいところで勉学に励めるのかしら??で、その先のトイレとみやげ物屋に寄って、脇の出口から外へ。
んが、塀の外から見える建物......見てないじゃん!
急ぎ戻って、出口の係のおじさんに、見逃したから入りたいって言ったら、
ジェスチャーで「ここからは入れないよ。入口はあっち」って。
捨てずに持っていた入場チケットを見せると、うなずいて「しょうがない入っていいよ」って。
良かったぁ.....。
孔子廟の奥に、まだまだ続きがございました。
この広場がさっき体験した勉強机(?)が並べられ、
みんなが実際に勉強していた「国子監(こくしかん)」エリアです。
ここにも多くの若者が参拝に訪れています。
軋む体にムチ打って、2階へ。
屋根の端が反り上がっていて、中国や東南アジアの寺院に良く見られる形状ですな。
これにて文廟の見学は終了。
雨も止み、日が差してきたので、不快指数Maxでございます.....。
文廟について詳しくはこちらのサイトをご覧ください。
0 件のコメント:
コメントを投稿