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2024年7月20日土曜日

文廟(Temple Of Literature)

極上のフレンチを堪能した後、再びハノイの観光名所を巡ります。

と言っても、午前中に買ったHop On Hop Off Busの4時間券は期限を越え、
もうバスに乗ることはできません。


次に訪れたいのは「Temple Of Literature(Map)」。「文廟」と呼ばれる史跡です。

歩きましょ。


ルートはハノイ駅(Map)をかすめるので、相方さんのリクエストでちょっと寄り道。
何故か相方さんは鉄道が好き?

駅舎内にはキチンと時刻表があるんだけど、
あって無いようなものなんだろうなぁ.....。
キョロキョロ見て回っていると、ちょっと強面のお姉さんが寄ってきて、
怒られるのかと思ったら、「見たかったらプラットホームに出ても良いわよ」って。

いいえ、ここまでで結構です。


元ルートに戻って。


線路は南北に伸びていますが、特に遮断器もなく、普通に道路を横切っています。
この先に、電車が店先すれすれを通る、ハノイの人気観光スポット「トレイン・ストリート(Map)」が。

さっき見た時刻表通りに電車が運行されていれば、見ることは出来るんだろうけど.....。


途中、通り雨が降ったり止んだり、日が差したり.....忙しい空模様です。


寄り道しつつ、歩くこと40分。
文廟に到着。

こちら「文廟(ぶんびょう)」は儒教の祖である「孔子」を祀っていて、
ベトナムで初めて高等教育を行う学府=大学があった場所になります。


門の左側のチケット売り場で入場料1人70,000ドン=448円を支払い、
QRコード付きのチケットを受け取り、廟内へ。

ここで再び、ちょっと強めの雨が降り始め、慌てて身繕いを。

門をくぐると、真四角な池が。

池の両側の建物には亀に乗った石版がズラーっと。
こちら「進士題名碑」と言って、この大学出身で、科挙(中国の官僚登用制度を模したもの)に合格した人々の名前と出身地が刻まれているんですって。

進士題名碑は世界記憶遺産に登録されております。


さらに先へ。

門をくぐると、大きな香炉が置かれた広場が。
正面に見える建物が孔子廟です。

広場を囲う建物には様々な資料が展示され、当時の学びの様子が伺えます。


そして孔子廟の拝殿へ。

奇怪なフルーツ(?)が供えられ....

花やお供え物もたくさん。
ベトナム人の学生らしき若者が熱心に参拝しています。
学問の神様的な存在なのでしょうね。


孔子廟の裏手には当時の勉強机(?)のレプリカが。
んん〜〜〜、こんな狭苦しいところで勉学に励めるのかしら??


で、その先のトイレとみやげ物屋に寄って、脇の出口から外へ。

んが、塀の外から見える建物......見てないじゃん!

急ぎ戻って、出口の係のおじさんに、見逃したから入りたいって言ったら、
ジェスチャーで「ここからは入れないよ。入口はあっち」って。

捨てずに持っていた入場チケットを見せると、うなずいて「しょうがない入っていいよ」って。

良かったぁ.....。


孔子廟の奥に、まだまだ続きがございました。

この広場がさっき体験した勉強机(?)が並べられ、
みんなが実際に勉強していた「国子監(こくしかん)」エリアです。

ここにも多くの若者が参拝に訪れています。

軋む体にムチ打って、2階へ。
屋根の端が反り上がっていて、中国や東南アジアの寺院に良く見られる形状ですな。


これにて文廟の見学は終了。

雨も止み、日が差してきたので、不快指数Maxでございます.....。



文廟について詳しくはこちらのサイトをご覧ください。



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