入口で大猷院と輪王寺も拝観できるセット券(900円)を買って境内へ。
こちら「大猷院(たいゆういん)」は東照宮を現在のように建て替えた
三代将軍 家光の霊廟になります。
「大猷院(たいゆういん)」とは家光の法号(日蓮宗の戒名)のことで、
祖父の家康を心から尊敬していた家光の「死後も家康に仕えたい」という願いを叶えるため
1653年に家光の長男、四代将軍 家綱によって創建され、
その建物は東照宮の方向を向いて建てられているのだそう。
「東照宮を凌いではいけない」という家光の遺言により控えめな造りですが、
細部にこだわった意匠は秀逸なのだとか。
順を追って見ていきましょう。
まずは「仁王門」。
口を開いた「阿形(あぎょう)」と口を閉じた「吽形(うんぎょう)」の2体の仁王像が安置され、「阿吽の呼吸」はここから来ているそうです。
直角に左に曲がると階段の上に建つのが2つ目の門「二天門」。
日光の中で最も大きな門なのだとか。
陽明門のゴージャスさには及びませんが、細部にまで手が込んでいて、
こちらの方が好みかも。
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