大殿の右脇から下りる地下に増上寺の宝物展示室があるそうなので
行ってみることに。
ここで年配の車椅子の方が
「階段しか無いのかぁ.....じゃぁ諦めよう。仕方ない」って。
特に案内はないので車椅子で入館することは出来ない模様。
残念です。
展示室は有料で入館料は700円。
徳川将軍家墓所拝観との共通券は1,000円で、そちらを購入し中へ。
目を引くのは展示室中央にどどーんと展示されている「台徳院殿霊廟模型」。
2代将軍 秀忠さんの霊廟(御霊屋=おたまや)の10分の1の模型で、
本物の御霊屋は戦災で焼失してしまっているので、
当時のディテールを残す唯一のものなのだとか。
1910年に開催された日英博覧会の展示物として出品され、
その後は英国のロイヤル・コレクションとして保管されていたものが、
英国女王から増上寺へ長期貸与という形で戻ってきたんですって。
日光東照宮のモデルになっただけあって相当立派ですが、
お金出してまで見るものかどうかは微妙....。
続いて大殿の横に立つ「安国殿」を参拝。
こちらは焼失した大殿に代わって本堂として使われていたもので、
徳川家が信仰し、厄を退け、戦の勝利に導いたと言われる黒本尊が安置されています。
ご開帳は正月、5月15日、9月15日の年3回。
それ以外の時は土産物コーナーになっていて、賑わっております。
水子地蔵が立ち並ぶ安国殿の脇を抜けていくと、
その先に「徳川将軍家墓所」があります。
つづく。
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