2025年8月4日月曜日

金峯山寺 参拝

6日目。

朝6時半起床、7時半出発。

朝食はホテル近くのコンビニで済ませ、一路、吉野の山を目指します。

本日最初の訪問地は「金峯山寺(きんぷせんじ)」。

併設の駐車場は無いとのことなので、1km手前の下千本駐車場に。
だだっ広い駐車場に停まっているのは我々以外に1台のみ。
朝、早すぎなのかしら??
桜の名所なので季節によっては満杯になるんでしょうね。

で、駐車場からゆるい上り坂をえっちらおっちら歩いていると、
金峯山寺のエントランス、「黒門」が。

まだ開いていない土産物屋や食事処のある道をさらに進むこと10分。
国宝「仁王門」が見えるはずなんですが、残念ながら2028年まで修繕中

本来はこの仁王門をくぐって境内に入るのですが、脇道をグルっと回って境内へ。

階段を上ると、いきなり巨大な本堂「蔵王堂」が。
こちらも仁王門と同じく国宝です。
軒裏の木組みが凄まじい....。


では、金峯山寺について。

金峰山 修験本宗(しゅげんほんしゅう=修験道)の総本山。

600年代、伝説的な山林修行者(修験道)の「役小角(えんのおずぬ)」が金峰山の山頂で修行した結果、金剛蔵王大権現を感じ得たため、この地に修験道の根本道場を作ったのが始まり。

本尊「金剛蔵王大権現」は7mもあり、非公開なため日本最大の秘仏と言われています。
(現在は3月末から5月上旬まで公開している)

本堂「蔵王堂」は高さ34m、裳階(=ひさし)は36m四方で、木造古建築としては東大寺の大仏殿に次ぐ大きさになります。


まだ朝の支度の最中みたく、忙しそうなスタッフはいるものの、僧侶さんはおらず、キョロキョロと。
すると奥から僧侶さんが現れ、拝観料を納めて蔵王堂の中へ。


しんと静まり返った本堂内には非公開の本尊以外にも多くの仏像があり見応え抜群。
その中にはナナス様の憧れの「役小角(えんのおずぬ)」の坐像も。

朝のお供えの最中で、たくさんの「葉っぱ」を供えるんだけど、何の葉なんだろう??


本堂前の囲われた「四本桜」は、「護良親王」が鎌倉幕府との戦いで攻め込まれ、
吉野城の落城を覚悟して最後の酒宴を行った場所なんですって。

本当に大きな「蔵王堂」。
かなり離れないと全貌が見渡せません。

境内には役小角にちなんで巨大な「錫杖(しゃくじょう)」があり、ナナス様は大興奮。
憧れの人が作った憧れの場所に来ることができ、上機嫌のナナス様。

さらに「吉野の桜」の枝を持ち帰るタスクがあるらしく、
そちらも見事に達成。
良かったのぉ。



さて、金峯山寺を含む吉野山・大峰山一帯は、熊野三山高野山と合わせ
世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成要素になります。


っと言うことで、これにて主な紀伊山地の霊場参詣をコンプリートいたしました!!!


 金峯山寺 公式ホームページ


 世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の概要


0 件のコメント:

コメントを投稿