朝食はホテルとなりのコンビニで済ませ、
9時チェックアウト。
クルマで10分ほどの熱田神宮を目指します。
熱田神宮には無料の駐車場が何か所かありますが、
正面から参拝したいので南門駐車場へ。
平日の9時過ぎだと駐めたい放題。
熱田神宮の境内マップを参考にご覧ください。
境内の南端、正門の鳥居を一礼して。
まだ朝の静寂に包まれる参道を進み、2つの鳥居の先に....
本宮の拝殿。
それはこの旅の最初で参詣した熊野三山と繋がりが深いから。
熱田神宮は三種の神器の1つ「草薙の剣」を祀ることから、皇室の御祖神である「天照大神」を祀る伊勢神宮に次ぐ由緒ある大社と言われています。(諸説あり)
なぜ「草薙の剣」が祀られているかと言うと、むかーしむかし、神代のお話。
熊野本宮大社の主祭神でもあり、熊野速玉大社の主祭神「イザナミ」と「イザナミ」の子。そして伊勢神宮に祀られる「天照大神」の弟で、同時に誓約結婚の相手でもある「スサノオノミコト」は出雲国でヤマタノオロチを退治します。その尾から見つかったのが神剣「草薙の剣」(当時は別名)で、伊勢神宮に納められていました。
時は経ち、第12代 景行天皇は息子「ヤマトタケル」に東方の蛮族の討伐を命じます。
その際、景行天皇の妹で伊勢神宮の初代斎宮「ヤマトノヒメミコ」から「草薙の剣」をお守りとして授かります。
「ヤマトタケル」は東征の最中に火攻めに遭い、「草薙の剣」で草を刈り払ったことで難を逃れ、結果、この神剣は「草薙の剣」と呼ばれるようになります。
東征から戻った「ヤマトタケル」は尾張国に住む妻「ミヤズヒメ」に「草薙の剣」を預け、再び討伐に向かうも、病で命を落としてしまいます。
妻「ミヤズヒメ」は亡くなった夫「ヤマトタケル」と預かっていた「草薙の剣」を祀り、これが後に熱田神宮となるのでした。
(諸説あり)
っと言うわけで、熱田神宮に祀られているのは登場人物の皆々様。
二礼二拍手一礼。
熱田神宮 御祭神
そして境内には「宝物館」と「剣の宝庫 草薙館」が。
どちらも有料。
熱田神宮 宝物館
剣の宝庫 草薙館
神剣が祀られていることから、全国から刀剣が奉納されるんですって。
特に草薙館では前述の「草薙の剣」にまつわるアニメーションが見られたり、
3m以上もある巨大な刀を持てるコーナーがあったりで、必見です。
いろいろと見て回り、時刻は10時半。
境内はアジア系外国人の団体で大騒ぎ.....なんで声がデカくて、ケンカ腰なんだろう?
もうそこには神聖な静寂はありません。
なので、参拝には早朝がおすすめです。
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