建て替えとともに新しくお迎えした洗濯機「シャープ ES-TX910」。
10年目を迎え、風呂水を吸い上げるポンプから異音が聞こえてくるように。
それでも吸い上げてくれるものだから、そのまま使い続けること2年。
先日とうとう風呂水を吸い上げなくなってしまいました....。
シャープの
故障診断ナビだと出張修理の対象で、費用は3万ほど。
同等品へ買い替えるとなると10数万....。
で、ネットを探してみると同じ故障で、
自分でパーツ交換している人が多数いるではありませんか!
じゃぁ、ぼくも。
試してみると、少し手間取りましたが無事にパーツまでアクセスできることを確認。
YouTubeでは「フタ」を外していましたが、そのままでもパーツの交換は可能です。
そしたらパーツの発注。
品名は「シャープ 2103960111 風呂水用 給水ポンプユニット」
待つこと1週間。
商品を受け取り、いざ交換です!!
まずはポンプに接続しているゴムチューブ2本を外します。
そしたらネジを外し、配線を引っ掛けないように写真の1と2を手前に引っ張り出します。
ポンプを固定しているネジ1つを外すとポンプが取り外せます。
この時、ポンプの配線を間違えないよう写真を撮っておきます。
配線は小さなツメを押し込むと、簡単に外れます。
続いて新品のポンプに配線を繋げ、外したときの逆に取り付けていきます。
ポンプを外すのにズラした1と2のパーツを元に戻すのに少々手こずりましたが、
無事に元通り。
外装も戻して試運転。
んが、ポンプの作動音は昔のように元気な音に戻ったものの、
風呂水は吸い上げてくれません。
なんですとぉ!!
洗濯機の給水問題で多くの人が交換している「給水弁」とやらも故障しているのか??
ネットで探すと5,000円ほど。
んん~、買うかぁ....。
こちらは翌日に配送してもらえました。
で、早速交換作業へ。
途中まではポンプ交換と同じ手順で、
給水弁は下図のパーツになります。
こちらも配線の取り付け具合を撮影し、
新しいものに交換します。
ズラした全てのパーツ、外装を元に戻して試運転!!
が、状況は変わらず、風呂水を吸い上げてはくれません....。
がっくり....
もうこれ以上、素人が手出しできることは無く、
修理を依頼するか....
もう風呂水を使うことは諦めるか.....
別売品の風呂水ポンプを買うか...。
んがしかし、ここまでやって諦めるのも悔しいじゃぁありませんか!!!
もう1度、外装を外して、交換したポンプと給水弁の取り付け具合をチェックしてみます。
3度目ともなるとかなり手際も良くなってまいりました。
取り付け具合も配線も問題ありません。
残る疑惑は.........ホース。
試しに風呂水を口で吸い上げてみると、見事に水が来る!
じゃぁホースに穴が空いているわけではないのかぁ....。
ところが、口で吸い上げてホース内を水で満たし、指で塞いでみると
水がスーッて戻っていってしまいます。
あれ?
きっちり指でホースを塞いでいるのに、戻っちゃうっておかしくない?
もう一度くり返してみると、シューーーーって小さな音がする箇所が。
よくよく見るとホースの差込口近くに5mmほどの亀裂を発見!!!
こ、こ、こいつかぁ!!!
根っこの部分なのでかなり固く、力いっぱい抑え込んで試運転してみると、
見事に風呂水を吸い上げるではありませんか!!!
取りあえず接着剤で穴を塞いでみて、
ダメなら買い替えます。
ポンプは交換して良かったけど、給水弁は無駄だったか.....。
まぁ、原因がわかって、直ればそれで良し。
人間もパーツ交換でいろいろ治ったら良いのにね。