注目の投稿

2024 サマーバケーション 準備編

5月上旬。 例年通り「夏休みにどこ行こか」問題が勃発。 去年よりも円安とインフレ傾向が進み、ヨーロッパやアメリカは夢のまた夢.....。 そんな中、ゴールデンウィークで人気だった旅行先ランキングみたいなのを情報番組で見かけ、円安でも比較的物価の安いアジア圏が人気なんだとか。 Ti...

2022年7月30日土曜日

[ 備忘録 ] 2022年 夏休みの戦利品

2022年の夏休みにゲットした戦利品 一覧
(価格は全て税込)


信州諏訪の「真澄 ゴールド 720ml」宮坂醸造 株式会社
@たてしな自由農園 990円


食べる きざみ わさび」株式会社 まるたか
@たてしな自由農園 594円


信州 野沢菜のしぐれ」株式会社 信州芽吹堂
@蓼科グランドホテル 滝の湯 540円


雷鳥のたまご」株式会社 あいの風
@室堂ターミナル 880円


ほたるいか煮干し」株式会社 トミイチフーズ
@室堂ターミナル 550円


ほたるいかの素干」有限会社 浜浦水産
@黒部平 売店 550円


ギュロスヴルスト ソーセージ」株式会社ピーター
@ザ・ババリアン・ペーター 669円

ヴァイスヴルスト ソーセージ」株式会社ピーター
@ザ・ババリアン・ペーター 708円


今回はハズレ無し、全て美味しかったです。

帰路

15時30分。

「春宮」の駐車場を出て大門通りを南下し、一之鳥居をくぐる交差点を右に曲がって...
国道20号へ。
もうここは甲州街道ではなく中山道に「国道20号」のバトンを譲っています。


岡谷インターチェンジで長野自動車道に入り、中央高速へ。

そしてこの旅3度目の諏訪湖サービスエリアにて休憩を。

3度目にしてようやく、晴れた諏訪湖を見る事ができました。

少し小腹が空いたので長野名物の「おやき」を。
いままで「おやき」って美味しい思いをしたことがないのですが、
これは普通に美味しい。
味(野菜味)のチョイスが正解だったのかしら?


小休憩の後、八ヶ岳の山々に向かって高速を走ります。


夏休み中、常々「高原の濃厚なソフトクリームが食べたい!」って言い続けていた相方さん。
最後の最後ですが「八ヶ岳のパーキングエリアならあるんじゃない?」ってことで、寄ってみます。

意外と小さいパーキングエリアで、期待したほどのソフトクリームではありませんでしたが、ギリギリ合格をいただきました。


途中、前方には異常に角度の鋭い富士山が。
半身雲に隠れちゃってますけど、富士山ってこんなに急なの?


後半は相方さんが体調不良のため、ひとりで運転。
土曜日ということもあり、ちょこちょこ渋滞しつつも、
出発から4時間(19時30分)無事に帰宅。

ほんとに「Honda SENSING」のおかげで高速の運転が楽ちんで助かります。


これにて2022年の夏休みは終了.......っと思いきや、秋に第2弾が!
乞うご期待!?


万治の石仏

諏訪大社 下社 春宮の西側には、昨日散策した「八島ヶ原湿原」を源流のひとつとする
砥川(とがわ)が流れています。

川岸に出ると、どこからか笛の音が。

朱色の橋を中州へ渡ると...

男性がひとり、横笛の練習をされています。
BGMとしてはバツグン。
とても神聖な場所に足を踏み入れた様。


笛の音に導かれる様に川沿いの小道を進むと看板が。

その先に鎮座するのが岡本太郎さんが大絶賛したという「万治の石仏」です!

看板には石仏の伝説と参拝方法が。

「万治の石仏と伝説
伝説によると諏訪大社下社(春宮)に石の大鳥居を造る時この石を材料にしようとノミを入れたところ傷口から血が流れ出したので石工達は恐れを成し仕事を辞めた。(ノミの跡は現在でも残っている)その夜、石工の夢枕に上原山(茅野市)に良い石材があると告げられ果たしてそこに良材を見つける事ができ、鳥居は完成したというのである。石工達は、この石に阿弥陀如来を祀って記念とした。尚、この地籍はこの石仏にちなんで古くから下諏訪町字石仏となっている。」


「万治の石仏」お参りの仕方
1.正面で一礼し、手を合わせて「よろずおさまりますように」と心で念じる。
2.石仏の周りを願い事を心で唱えながら時計回りに三周する。
3.正面に戻り「よろずおさめました」と唱えてから一礼する。

では、われわれも。

正面から、

時計回りに、

くるくるくるっと、
三周して正面で一礼。

次から次へと参拝者がやってきては、言われた通りにくるくるくる...。
奇妙な光景でございます。

ジブリのアニメに出てきそうな風貌は、
岡本太郎さんが絶賛するのもわかる気がします。



川沿いを引き返した先には「おんばしら館よいさ」なる施設が。
訪れてみるも人影が無く、やっているのか、いないのか。

傍らに御柱の原寸大と思われる丸太が置いてあるので、
またがったところをパシャリ。
ご満悦のご様子で何より。


時刻は15時半。

これにて夏休み全てのイベントが終了となります。

さっ、おうちに帰りましょ。

諏訪大社 下社 春宮

諏訪大社四社の最後は「春宮」へ。

旧甲州街道の終点からおよそ1km、5分かからずに到着です。

「春宮」の駐車場は四社の中で一番新しく綺麗なんですが、
神社前の住宅街に無理矢理作った感じで、少々いびつ。


車を駐めて大門通りに出ると通りを塞ぐように「下馬橋(げばばし)」が。
「下馬橋」は諏訪大社 下社で一番古い建物で、
「春宮」を参拝する人は、どんなに身分が高くても、
ここで馬や籠を降りなければならないので、その名が付いたとされます。

年2回の祭の際には、神輿がこの橋を通るのだそう。
結構狭いけど、御神輿通れるのかしら?


そして通りの突き当たりに「春宮」の鳥居が。
こちらは二之鳥居で、一之鳥居はここから大門通りを南に700mほど、
中山道との交差点にあります。
一礼して境内へ。

緩やかな坂の上、木漏れ日の中に「神楽殿」。

「秋宮」よりも小振りなしめ縄が供えられています。

「秋宮」と同じく、神楽殿をグルッと回ると幣拝殿が現れます。

この下社の「春宮」と「秋宮」はディテールは異なりますが、クローンの様にソックリ。

その理由は図面が同じってこと。

それぞれ2つの異なる流派の宮大工が同じ図面を使って造営を行い、
彫刻の技が競われたのだそう。

「春宮」は「秋宮」よりも工期が1年早く、建設費を半額で済ませたため、
「秋宮」の様な煌びやかさはありませんが、質実剛健な印象を受けます。

他の御柱より荒々しい感じの二之御柱。

幣拝殿の隙間からは新旧2つの「宝殿」がチラッと見えます。

さらにその奥に見える木が「春宮」の御神木「杉の木」なのかしら...?

これにて諏訪大社四社の参拝は終了.....

なのですが、「春宮」近所にもう1つ、人気のスポットがあるので
行ってみましょう!

甲州街道の終着地

さっ、次は最後の下社「春宮」へGo!

っとその前に、相方さんが騒ぎ出します。

「この(秋宮)近所に甲州街道の終わりがあるんだよ!見たいっ!!!」ですって。

生まれも育ちも甲州街道近くの私。
家の近所には甲州街道と並行する「旧甲州街道」もある。
確かに、見たい...。


秋宮から歩いてすぐのところなんだけど、車を駐めた駐車場と反対側。
行って戻るのも面倒なので、クルマで向かうことに。


秋宮の前の通りは細い「旧甲州街道」なんですな。
そこを少し走ると案内図と共に地碑が。

ここで旧甲州街道は旧中山道にぶつかって終わりになるんですね。

東京に住む私にとって中山道って北に向かうイメージなんですけど、
日本橋から群馬の高崎へ北上して、そこから軽井沢を通り、ここ下諏訪で甲州街道と合流。
そしてずずずーっと本州の真ん中を貫き、京都の三条大橋まで続くんですね。

憧れの「妻籠(つまご)」や「馬籠(まごめ)」は中山道の宿場町なんですなぁ。


江戸まで53里11丁。ってことは、約210km。
きっと歩いたら楽しいんだろうなぁ.....無理だけど。


諏訪大社 下社 秋宮

上社の「前宮」「本宮」に続いて次は下社の「秋宮」へ向かいます。


私個人的に、とーっても馴染み深い甲州街道を北上し、諏訪湖の縁を通って下諏訪へ。

そこからナビに従って細かな住宅街を抜けると秋宮の社務所の裏手にある「え?こんなところ??」って感じの小さな駐車場に導かれます。

確かに「参拝者駐車場」って書いてあるから、ここなのかぁ.....と疑念を持ちつつも
車を駐めます。

で、テクテクと社務所の脇を抜けて境内へ。
これ、完全に裏手....。事前のリサーチ不足でございます。


本当なら細かな住宅街を通らず、甲州街道の終点、
中山道との交差点を右折すれば「秋宮」の正面に来られます。
ナビさんよぉ.....ちゃんとナビってよぉ。

っということで、正面まで歩いて行き、やり直し。

一礼して鳥居をくぐり、緩やかな坂を上った先に....


大きく立派なしめ縄がひときわ目を引く「神楽殿」が。
両脇に構える、これまた大きな青銅製の狛犬は日本一の大きさなのだとか。

参拝する人と比べても、大きいですなぁ..。

神楽殿を回って裏手には「幣拝殿(へいはいでん)」が。

とても立派な彫刻が施された「幣拝殿」

この幣拝殿で下を向いて何かを探している人が多数。

幣拝殿の向かって右側には「天覧の白松」と呼ばれる白色の珍しい松の木があり、
この松から落ちる三股に別れた葉を財布に入れておくとお金が貯まるのだそう。

では、われわれも。

探し始めてすぐに発見! ゲットでございます。
さっそくお財布へ。


そして白松の隣には一之御柱。

幣拝殿の右奥には近寄れませんが、四之御柱が。

さらに幣拝殿の塀の中には手前に新しい宝殿、奥に古い宝殿が見られます。

この2つの宝殿の間に「秋宮」の御神木「イチイの木」があると言われていますが、
外からはまったく見ることはできません。


さ、残すは最後、「春宮」です。

十割どうづきそば

諏訪大社 上社「本宮」の参拝を終えたのが11時40分。

少し早いですが、お昼にします。


信州ですから美味しい蕎麦が食べたい!
って事前にいろいろ調べて、いくつかピックアップしていたら相方さんが、
「近くに『ドウヅキ ソバ』があるじゃん!」って。

なにそれ?

「いっしょにテレビで見たでしょーが!?」

んん? そーでしたっけ??

で、調べてみると、芸能人が人生で最高だったレストランを紹介する番組で、
某芸人さんが紹介していたお店が茅野の街に。

ほほほぉ.....行ってみましょう。


お店の場所はビーナスラインの終点近辺。
なので来た道を戻ります。


お店には2〜30台駐められる駐車場があり、空きは2カ所。
店先に8名、店内に4名の待ち人が。

テレビに出るくらいなもんで、人気です。

待つこと30分、ようやく席へ。

で、イチオシの「十割どうづきそば」を2つとミニ天丼を1つ。


さらに待つこと20分、ようやくお蕎麦とご対面です。
まずは水に浸かった蕎麦をいただき、次に塩で蕎麦自体を味わい、あとはお好みで。

お品書きによると「どうづき」とは「蕎麦の実に水を加え発酵寸前の発酵酸素(ギャバ30〜40倍)を最大限に引き出した、貴重な十割そば」だそうです。
確かに、いままで見たこともない表情で、
口に含んだ時に広がる香りも初体験。

だけれど、つゆの味が残念....蕎麦の足を引っ張ってしまっています。

確かに変わっていて、そこそこ美味しいお蕎麦ですが、
もう1度来るかと聞かれたら......Noでございます。


私の人生最高の蕎麦は、小樽「いろないそば」。
いまだに不動のNo.1ですな。